No.303 「青トレ」に取り組んでみよう!

マニュアル

青トレとは、青山学院大学が取り入れているコアトレーニングのことです。

中野ジェームズ修一さんが筋肉を効率よく使う方法を理論化して構成しています。

走りの効率が良くなり、故障も少なくなる「走りにつながるトレーニング」です。

「青学駅伝チームのコアトレーニング」の紹介

こちらの本では、第1章でコアトレーニングのメニューとポイントが紹介されています。

基本構成

トレーニングは以下の3つのステップに分けられています。

  • インナーユニットの使い方の習得
  • インナーユニットの強化
  • アウターユニットの強化

インナーユニットの使い方

まず、インナーユニットの使い方では、ドローインの基本について触れています。

ここで重要視されているのは以下の3点です。

  1. 脊柱のナチュラルカーブを保つ
  2. 腹直筋よりも腹横筋を使う
  3. 骨盤底筋群を連動させる

このステップが最も重要であり、習得に半年程度は要すると思い取り組みましょう。

また、仰向け→四つん這い→膝立ち→立位と段階的に行い「力の入れ方」を覚えていきます。

ドローインをキープして体幹を固定しながら肩甲骨や股関節はスムーズに動かす

インナーユニットとアウターユニット

次に、インナーユニットの強化では、プランクを通して負荷をかけていきます。

最後に、アウターユニットの強化では、クランチを中心にさらに負荷をかけます。

アウターユニットよりもインナーユニットの強化を優先しておこないましょう。

ストレッチ、筋弛緩法、セルフモビライゼーション

コアトレーニング以外の内容も載っていますので、簡単に紹介しておきます。

  • 第2章 → 動的ストレッチと静的ストレッチ
  • 第3章 → 筋弛緩法
  • 第4章 → セルフモビライゼーション

その他にも、チームの作り方、選手のプロフィール、駅伝部の戦歴などがあります。

参考文献


正しいやり方を理解できていないと効果がありませんので、興味のある方は是非読んで見ることをお勧めします。

「1日10分走る青トレ」の紹介

こちらの本では、ランニングのコツや具体的なドリルが紹介されています。

基本構成

全5章から構成されており、以下のような内容になっています。

  • 第1、3、5章 → ランニングのコツ
  • 第2、4章   → 具体的なドリル

ランニングの楽しみ方やフォームづくりに重点が置かれており、非常にお勧めの1冊です。

具体的なドリル

ここでは、第2、4章の内容のみ簡単に紹介させていただきます。

第2章で紹介されているポイントは大きく以下の3点です。

  1. ナチュラルカーブ
  2. FGライン
  3. ドローイン

第4章で紹介されているポイントは大きく以下の3点です。

  1. 軸を作る
  2. 腰が乗る
  3. 腕を振らない
ランニングに前にポイントを確認し、ひとつずつ取り入れていきましょう。

参考文献


こちらの本で紹介されている内容は、初心者から上級者にも参考になる内容です、

「ランニングをする者は、まずこの本から読むべし」というくらいお勧めです。

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