No.209 リズムジャンプドリルで基本を身につけよう!

ランニング

リズムジャンプドリルとは、「ジャンプを走りに繋げる」ことを目的としたドリルです。

リズムジャンプドリルの具体的なメニューや目的を理解し、走りの基本を身につけましょう。

リズムジャンプドリルの主な効果

ジャンプをするためには「地面に力を加え、地面からの反発をもらう」ことが必要になります。

また、「走る」という運動は、「水平方向にジャンプを繰り返す」運動に限りなく近いです。

このような点からも、「ジャンプ」を「走り」に繋げることの重要性がわかると思います。

リズムジャンプドリルでは、特に以下の点を意識しておこないましょう。

① 走りに必要な感覚の習得

まずは、走りに必要な「リズム」と「反発」の感覚をジャンプで身につけていきましょう。

「リズム」良く走ることは「バランス感覚の修正」や「力の抜き方」などにもつながります。

また、「接地の仕方」や「腕を振るタイミング」などによっても「反発」の感じ方が変わってきます。

② 運動効率の向上

ジャンプを繰り返しおこなうことで、身体の連動がスムーズにおこなえるようになります。

また、走るために必要な筋肉や腱などもそれに応じて強化され、フォームの改善につながります。

ジャンプは「身体を素早く温める」ことに適した運動なので、ウォーミングアップに取り入れるとより効果的です。

ジャンプトレーニングをおススメするケース

以下の条件にあてはまる人には、ジャンプトレーニングを特におすすめします。

① ランニング初心者

ランニングを始めたばかりの人は、脚力だけで地面を蹴って走ろうとしがちです。

このような動作は、運動効率が悪いだけでなく、疲労がたまりやすく故障にも繋がります。

また、速く走れない人も、地面からの反力を推進力に変えることが苦手な傾向があります。

② フォームのバランス改善をしたい

フォームのバランスが悪い人は、前後左右に偏りがあることを実感していると思います。

しかし、直そうとしても「直し方がわからない」「すぐもとに戻ってしまう」ということが多いです。

フォームの偏りの原因である「地面の捉え方」「連動のタイミング」を改善しましょう。

③ 練習場所や時間がない

リズムジャンプドリルは広い場所を必要とせず、雨天時や自宅でのトレーニングにも最適です。

また、練習時間が確保しにくい場合においても、ちょっとした隙間時間で実施できます。

仕事や学業の合間に、音楽を聴きながら軽く動いてリフレッシュするのもオススメです。

リズムジャンプドリルメニュー

リズムジャンプドリル

① グーパージャンプ
  • (グー×4)×4
  • (パー×1、グー×3)×4
  • ((パー×1、グー×1)×2)×4
② 4の字ジャンプ
  • (グー×4)×4
  • (4の字×2、グー×2)×4
  • ((4の字×2)×2)×4
③ ヒップキックジャンプ
  • (グー×4)×4
  • (ヒップキック×1、グー×2)×4
  • (ヒップキック×2)×4
④ ストレートレッグジャンプ
  • (グー×4)×4
  • ((ストレートレッグ×1、グー×1)×2)×4
  • (ストレートレッグ×4)×4
⑤ ハイニージャンプ
  • (グー×4)×4
  • (ハイニー×1、グー×3)×4
  • ((ハイニー×1、グー×1)×2)×4
⑥ フルジャンプ
  • (グー×4)×4
  • (フル×1、グー×2)×4
  • (フル×2)×4

リズムドリル

① ダブルダウンアップ
  • ((ダウン×1、アップ×1)×2)×4
  • (ダウン×4)×4
  • (アップ×4)×4
② シングルダウンアップLv.1
  • ((ダウン×1、アップ×1)×2)×4
  • ((ダウン×2)×2)×4
  • ((アップ×2)×2)×4
③ シングルダウンアップLv.2
  • (ダウン×4)×4
  • (アップ×4)×4
  • (ダウンアップ×4)×4

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