No.005 骨格のゆがみ

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最近は年齢に関わらず「骨格のゆがみ」に起因する怪我が増加しています。

その背景には、「生活環境の変化」「運動不足」などがあると良く言われます。

特に近年の子供たちは、些細な運動で怪我をしやすくなったとも言われています。

本当にあった怖い話

知人が顧問を務める陸上競技部に、陸上競技未経験の子が入ってきました。

もともと文科系の部活動に所属しており、その他の運動経験も全くないとのことでした。

何故急に陸上競技部に入りたいと思ったのか?という疑問はありましたが、

とりあえず、「やれることからやっていきましょう」と声をかけたそうです。

活動初日

まず、練習初日のメニューを相談して決めました。

「10分程度のウォーキングの後、自分で決めた時間を自分のペースで走る」

もちろん、無理しなくていいから余裕をもってやるように話したそうです。

事件発生

そして、次の日・・・・・・保護者の方から電話がありました。

「息子の足が骨折していたのですが、どんなハードな練習をしたのですか」

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実施した練習内容とそこに至るまでの経緯を話したら、理解していただけたそうです。

 

こんな些細な運動でも怪我をするその原因は・・・

骨格のゆがみの原因

骨格という視点で「生活環境の変化」に関して以下のような言葉をよく聞きます。

  • 「デスクワークの増加によって腰や肩に負荷がかかりやすい」
  • 「運動不足だと筋肉が衰えたり、骨が弱くなって骨格がゆがむ」

 

でも、同じ生活をしていても全然問題ない人もいませんか?

運動をした方が負荷は多くかかるはずなので、運動不足よりも骨格の歪みや怪我につながりませんか?

根本原因

つまり、生活環境の変化や運動不足が直接怪我につながるのではありません。

(それらは怪我をする原因を生み出したきっかけではありますが・・・)

それらによって「間違った体の使い方を覚えてしまう」ことで

その動きの繰り返しで骨格がゆがみ、怪我につながるという表現の方が正しいと思います。

大人と子供の違い

大人についても歳を取るにつれ、痛みが取れないといった話をよく聞きます。

大人の場合は、日々の小さな積み重ねで同じ箇所に負荷がかかってしまうことが多いです。

子供の場合は、ゆがみが生じた身体では本来の機能が果たせず、

大きな負荷を緩衝出来ないことが怪我につながることが多いです。

特に、成長期前後の子供は身体の成長が追いついていないこともあります。

 

運動をすること以上に、「正しい身体の使い方を覚える」ことを大事にしましょう。

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