ランニングシューズを選ぶ際に、どのような点を重要視しますか?
自分に合ったシューズを選ぶことは、ランニングを継続するうえで非常に重要な要素です。
これからランニングを始める人は、シューズ選びの基本を最低限身につけておきましょう。
- ランニングシューズは、どうやって選びますか?
- ランニングシューズは、何足くらいあると良いですか?
- オススメのランニングシューズはありますか?
この記事では、こんな質問にお答えしていきますね。
この記事を読んでいけば、ランニングシューズの選び方やシューズに関するルール、オススメのシューズとその理由について深く理解できます。
以下の内容を参考にしながら、自分に合ったランニングシューズを揃えましょう!
シューズの購入方法
まず、ランニングシューズを購入する際には、大きくこの2つのパターンがあります。
- スポーツショップなどの店頭で、実際の商品を見て買う。
- ネットショップで、写真や情報を比較して買う。
これらのメリット、デメリットについて簡単にまとめておきますね。
店頭で実際の商品を確認して買う
初めて買うシューズやレースシューズは、実際の商品を店頭で確認するのがオススメです。
店頭で商品を購入する際は、「試着できること」が大きなメリットになります。
足の形や好みは人それぞれなので、実際のフィット感を確かめることは非常に重要です。
一方で、店舗への移動や試着などに手間がかかる点はデメリットだと言えます。
ネットショップで比較して買う
最近では、ネットショップでランニングシューズを購入する人も増えています。
多くの選択肢から商品が比較でき、手間がかからないのはネットショップのメリットです。
しかし、商品をネットで買う場合には、注意しなければいけない点がいくつかあります。
- 写真だけではわからないことが多すぎる
- ネットの情報と自分の感覚には違いがある
- 店頭で買った方が安いこともある
このようなデメリットがあるため、シューズを選ぶ際は「実際に店頭に出向き、試し履きをすること」をオススメしています。
結局は使ってみないとわからない
ランニングシューズを選ぶ際に最も重要なことは「自分の足に合うか」です。
ネットでシューズの特徴がわかっても、自分の足の特徴に合うかは分かりません。
最初のうちは特にこの手間を惜しまず、多くのシューズを試し履きしてみましょう!
そもそもシューズの良さは、ある程度の期間使用していく中でわかってくるものです。
「自分の足の特徴」や「シューズの特徴」がある程度わかったら、たくさんシューズを履いて、そこから学んでいくしかありません。
特に、近くに店舗がない場合はネットで買うしかない場合もあるでしょう。
そんなときは「靴が合わなかったらフリマアプリで売却する」という選択肢もありですからね。
シューズ選びのポイント
まずは、シューズ選びの際に、必ず確認して欲しいポイントを確認しておきますね!
シューズ選びのポイント
- サイズで決める
- メーカーで決める
- 走力で決める
この3つは当たり前かもしれませんが、意外と「見た目」だけで買って失敗したという人も多いんですよね。
それでは、それぞれの項目について、具体的なチェックポイントを紹介していきますね!
① サイズで決める
まずは、「自分の足のサイズに合ったランニングシューズ」を探しましょう。
ここでいうサイズとは足の大きさだけでなく、足の甲の高さや横幅、足の形、フィット感なども含みます。
- かかとに合わせて履き、つま先に1cm程度の余裕がある状態
- 靴下の厚みを考慮しても、横幅や足の甲に圧迫感がない状態
まずはこの2つの条件をクリアしていれば、問題ないでしょう。
足のサイズは1日の中でも微妙に変化するため、ジョギング用のシューズは少し余裕を持たせて選ぶことをオススメします。
ただし、スパイクやレースシューズの場合は、窮屈でない程度に足にぴったりフィットしたものが良いですよ。
② メーカーで決める
次に、「自分の足に合うランニングシューズのメーカー」を探しましょう。
これはメーカーによって表記されているサイズと実際のサイズ感が異なる場合が多いためです。
- アシックスやアディダスは、日本人向き
- ナイキは、足幅が細めの人向き
- 足幅が広い人は、ワイドを選ぶ
一般的にはこのような傾向があり、それぞれの特徴が自分の足と合うか確認しておきましょう!
反発性などの特徴もメーカーで似ていることが多いため、自分の走り方に合ったシューズを選ぶ際にも参考になります。
自分に合うシューズがわからない場合は、「フィット感が最も良いメーカー」に決めると良いでしょう。
③ 走力で決める
最近のショップでは「エリートランナー」「サブ3」のような表記をよく目にします。
まずは、これらの表記を参考にし、自分の走力に合ったものを選ぶのが良いでしょう。
- 初心者は、クッション性と安定感重視
- 中級者は、走りやすさやスピード重視
- 上級者は、状況に応じて使い分ける
このように、自分の走力や経験に応じて、重視すべきポイントは変わってきます。
「普段走る距離やスピード」「自分の走り方に合うか」もシューズ選びの大事なポイントです。
いろんなタイプのシューズを試していく中で、自分に最適なシューズを見つけていきましょう!
私の場合は「足首周りのクッションの有無」を最初に確認します。
シューズは何足あると良い?
自分に合ったシューズというのは、何足か試していく中で徐々にわかるようになってきます。
そのため、まずはタイプの異なる「ジョギングシューズを2足」買うのがオススメです。
レースに出る予定があれば「レースシューズも1足」は持っていた方が良いでしょう。
ランニングシューズを履き分けるメリットについて、簡単に紹介しておきますね!
シューズを履き分けるメリット
- 靴が長持ちする(クッション性などの機能が回復する)
- 故障をしにくくなる(足への負荷のかかり方が変わる)
- トレーニング効果が上がる(フォームにも影響を与える)
- 洗うと使えなくなるという心配がない(雨の場合も)
- 気分転換にもなる(そのときの調子に合わせて)
シューズは何足かを履き分けることで、このように多くのメリットが得られます。
どんなシューズにも長所や短所があり、状況に応じて何足かを使いこなせるようになると良いです。
そもそも比較をしなければ、そのシューズの良さもわからないですからね。
それではシューズのタイプごとに、シューズ選びのポイントを紹介していきますね!
① ジョギング用シューズ
まずは、普段のジョギング用のシューズを2足程度選び、購入しましょう。
最も頻繁に使うシューズなので、軽めのジョギングや長い距離も走れるシューズがオススメです。
選ぶ際には「①クッション性、②安定感、③耐久性」を重視すると良いでしょう。
オススメの使い分け方
- 底が厚めのシューズ → 長い距離を速いペースで走る、ロード
- 底が薄めのシューズ → 短い距離のダッシュ、ゆっくりジョギング
このように使用目的に合わせて、タイプの違うシューズを最低2足は持っていた方が良いです。
底がやや厚めのシューズはクッション性に優れ、足への負担を減らすことができます。
一方、底が薄めのシューズは足の感覚を育みやすく、基礎づくりに最適です。
この辺りがランナーのタイプや好みによって異なり、シューズ選びの難しいところでもあります。
② レース用シューズ
ある程度のレベルで競技性を楽しみたいと思うと、速く走れるシューズが必要になってきます。
レース本番やそれに近いトレーニングをする場合には、レースシューズを使うのがオススメです。
- スパイク → トラックレース(短距離から中距離は特に必要)
- 軽いシューズ → トラックレース(中距離から長距離)
- 厚底シューズ → マラソンなどのロードレース
このようにレースの場所や距離に応じて、自分に合ったレースシューズを探していきましょう!
トラック種目では、陸上競技用のスパイクが速く走れるだけでなく、走動作の改善や脚力強化の面でも非常に優れています。
長距離やロードレースでは、軽いシューズか厚底シューズで自分の足に合うものを探しましょう。
厚底シューズは疲労感が少なく、長い距離を速く走るのに適していますが、その分だけ故障のリスクが上がる可能性もあります。
③ 目的別シューズ
先ほども紹介しましたが、何足かのシューズを履き分けることによって、様々なメリットが得られます。
目的に応じてシューズを使い分けることで靴が長持ちしたり、故障を減らしたりできる点は非常に重要です。
その他にも、余裕があれば以下のようなシューズの履き分けもオススメです。
- 普段の練習では、「スピード練習用シューズ」と「距離走練習用シューズ」
- ロードレースでは、「5km用シューズ」と「ハーフマラソン用シューズ」
- トラックレースでは、「短距離用スパイク」と「中長距離用スパイク」
このようにいろんなシューズを履き分けることもランニングの楽しみ方の1つです。
さて、ここで具体的なシューズ選びに入る前に、ランナーとして知っておくべき重要なルールについても確認しておきましょう。
厚底シューズに関するルール
大会への参加を視野に入れている人は、シューズに関する様々なルールを知っておかなければなりません。
これはトラックレースだけでなく、市民ランナーが参加するロードレースにも言えることです。
ここでは、特にシューズを選ぶ際に重要な「靴底の厚さ」について確認していきますね。
靴底の厚さについて
通称「厚底シューズ」と呼ばれる靴底が厚いシューズは、競技会での使用が規制されていることを知っておきましょう。
WA規則第143条(TR5:シューズ)のルールによると、規定外の厚底シューズを履いて競技に参加した場合は、失格または非公認となります。
靴底の厚さは種目ごとに規定が異なるため、競技会に参加する前に必ず確認しておきましょう!
具体的に知りたい場合は、以下のリンクを参考にしてくださいね。
参考リンク:靴底の厚さについて
WAの承認リスト
厚底シューズに該当しそうなシューズについては、まず以下のWA承認リストを確認しましょう。
参考リンク:WA承認リスト
こちらに記載されているシューズについては、「YES」と書かれた競技で使用可能、「NO」と書かれた競技では使用不可能になります。
ただし「YES」と書かれていても、インソールを変えた結果として厚みが基準を超えた場合などは使用不可能です。
また、承認リストにないシューズについては靴底の厚さを測定し、基準内であることを確認しておきましょう。
詳しくは【日本陸上競技連盟公式サイト】をご覧くださいね。
オススメのランニングシューズ
ここからは、私がオススメするランニングシューズとその特徴を紹介していきます。
有名なシューズメーカーの「NIKE」「asics」「adidas」「MIZUNO」の4社から厳選しました!
ランキング形式で私のオススメする理由も書きましたので、参考にしてくださいね。
ジョギングシューズ
まずは、幅広いトレーニングで最も使用するジョギングシューズから紹介していきます!
こちらで紹介しているシューズは、トラックレースでは使用できない可能性があるので、注意してくださいね。
【1位】アディゼロジャパン(adidas)
「アディゼロジャパン(アディオス)」は、長めのジョギングからスピード練習まで幅広い場面で使用できるシューズです。
靴底の厚さも25mmセンチ以内なので、800メートル以上のトラック種目でも使用できます。
私が1位に選んだ理由は、幅広い機能性とお手頃な価格設定であり、初心者から上級者まで幅広く使える点です。
07年9月にハイレ・ゲブラシラシエが、アディゼロ・ジャパンで2時間4分26秒の世界記録を樹立して以来、パトリック・マカウ、キプサングも、アディゼロ・ジャパンで世界記録を更新し続け、14年にはデニス・キメット(ケニア)が2時間2分57秒まで記録を伸ばした。
このように当時の世界最速シューズとして発売されており、機能性の高さや走りやすさについては言うことなしです。
アディゼロシリーズの「アディオスプロ」や「ボストン」と間違えないで下さいね!
【2位】エアズームペガサス38(NIKE)
この「エアズームペガサス38」は、ナイキのペガサスシリーズという、最も歴史のあるシューズです。
その万能性や安定感から、競技力に関係なく初心者からトップランナーまでが、幅広いトレーニングで使用しています。
マラソンの世界記録を持つエリウド・キプチョゲ選手も、ジョギングやイージーランに使っているようです。
初心者ランナーやとりあえずナイキを試してみたいという人には、オススメです!
【3位】ライトレーサー(asics)
アシックスの万能シューズといえば「ライトレーサー」で、決め手は値段がお手頃で幅広いトレーニングで使用できる点です。
基礎トレーニングでの横方向の動きや、短めのロードレースなどにも向いています。
部活生のトレーニング用として開発されたLYTERACER 3には、反発力に優れたFLYTEFOAM Propelミッドソールテクノロジーを搭載しており、走行時の反発性を向上させます。
このように商品の詳細にも「学生向け」と書いてあり、安定性や耐久性の面で優れているため、特に初心者の方にオススメです!
レースシューズ(ロード用)
ここからはロードレース用のレースシューズを紹介していきます!
ここで紹介するのは、以下の条件を満たしているシューズですので注意してください。
- 靴底の厚さが25~40mm
- 公認のロードレースで使用できる
靴底の厚さが25mm以内のものは、トラック用レースシューズとして後ほど紹介しますね!
薄底シューズのオススメを知りたい場合も、そちらを参考にしてください。
【1位】ヴェイパーフライ ネクスト%2(NIKE)
「ヴェイパーフライ」は、トップランナーのほとんどがロードレースで使用するシューズとして有名です。
2021年の箱根駅伝でのナイキ厚底シューズ着用率は95.7%でしたが、その半数以上がこの「ヴェイパーフライ」を着用していました。
残りの選手は「アルファフライ」を着用しており、シリアス・エリートランナーが記録を狙う場合はこの2択ということになります。
ただし「ヴェイパーフライ」の方が幅広いタイプの選手に使用されている点からも、こちらの方がオススメです!
【2位】アディゼロ アディオス プロ(adidas)
長距離種目で勝負するなら「ナイキの厚底」しかないという状況に風穴を開けたのが、この「アディゼロ アディオス プロ」です。
アディゼロ アディオス プロの大きな特徴は、前足部のミッドソール内にプレートではなく、5本のカーボンバーを内蔵していることです。
そのため、厚底シューズが苦手とする上り坂に対応しやすいのが特徴とも言われています。
20年12月にスペインで開催されたバレンシア・ハーフマラソンで、ケニアのキビウォット・カンディ選手が、従来の世界記録記録を29秒更新する57分32秒でゴールした。この大会では、男女のハーフマラソン、フルマラソンの4種目のうち3種目で、アディゼロ アディオス プロを履いた選手が優勝した。
このようにハーフマラソンにおいては、ナイキよりもアディダスのシューズを履く選手の方が優勢となっています。
【3位】メタスピード スカイ(asics)
名作の薄底シューズを生み出してきたアシックスが発売した厚底シューズといえば、「メタスピード」です。
メタスピードには、ストライド型の「スカイ」とピッチ型の「エッジ」の2種類があり、「シューズが選手に合わせる」がコンセプトになっています。
このメタスピード スカイは、薄底シューズにこだわってきた川内優輝選手がびわ湖毎日マラソンで履き、自己ベストを8年ぶりに更新して話題になりました。
また、アシックスは欧州でのシェアが1位と人気が高く、東京オリンピックのトライアスロンでは男女共に金メダリストが着用していたという実績もあります。
レースシューズ(トラック用)
ここからはトラック用のレースシューズを紹介していきます!
ここで紹介するのは、以下の条件を満たしているシューズですので注意してください。
- 靴底の厚さが25mm以内
- 800メートル以上のトラック種目で使用できる
ただし、1500mまでの中距離はスパイクを履いた方が速くなるため、基本的には3000m以上のトラック種目でオススメなシューズになります。
また、筋力が弱い人がスパイクを履くとかえって遅くなることもあるので、その場合もこちらのシューズから選ぶのがオススメですよ。
【1位】アディゼロ タクミ セン(adidas)
アディダスのトラック用シューズといえば、この「アディゼロ タクミ セン」です!
2020年ロードレース10キロで26分24秒の世界新記録を樹立したロネックス・キプルト選手が履いていたのもこのシューズです。
厚底シューズが一般的になった現在でも、選手の特徴や走る距離によって、まだこのような可能性が残されているということでしょう。
特にキプルト選手のような「前傾フォーム、脚の回転の速さ」が特徴な選手にオススメです!
【2位】ソーティマジックRP5(asics)
薄底レーシング「ソーティマジックRP5」は、アシックス社の名作「ソーティ」シリーズです。
「ソーティ」の特徴は、薄底でグリップが良く、足の感覚を育むことができるうえに、試合まで幅広く使えるという点だと思います。
このシューズはプロランナーの川内優輝さんが、800mの大会に出場する際に間違えて失格になったことでも有名になりました。
本来使う予定だったのが「ソーティマジックRP5」で、間違えて持参したのが「ターサーRP」。「ターサーRP」は厚さ4センチ以内でロードレースでの着用は認められているが、トラックでは使用不可。ともにカラーリングはブルーで、かかと付近には「RP」の文字が入っているため見分けにくい。
このようなミスは、トラックの長距離種目で一番起こりやすいので注意してくださいね。
【3位】ウエーブデュエル NEO 2(MIZUNO)
MIZUNOで最もレース向けのシューズといえば「ウエーブデュエル NEO 2(エリート)」です。
トラックレースでは使用できなかった「ウエーブデュエルNEO」を、トラック用に改良したのが「NEO 2(エリート)」になります。
さらに「NEO 2」と「NEO 2 エリート」の2種類があり、特徴は以下の通りです。
- 「NEO 2」 → ミッドカット(足首付近までサポート)
- 「NEO 2 エリート」 → ハイカット(足首上までサポートされている)
このように2種類とも足首付近までサポートがあるため、高いフィット感が得られるのが特徴です。
ハイカットは履きづらいという難点がありますが、その分無駄のない推進力を生み出せるため、レースで記録を狙う場合は「NEO 2 エリート」の方がオススメです!
スパイク(トラック用)
最後に、トラック用のスパイクを紹介していきますね!
スパイクは、短距離・中距離・長距離などの種目や、選手の特徴に応じて選んでいく必要があります。
ここでは基本的に、中距離(800m~3000m)用スパイクを紹介していきます!
長距離用のスパイクも紹介していますが、5000m以上の距離でのスパイク使用はあまりオススメしていません。
トップランナー以外は、スパイクを履いた方がタイムが悪くなることが多いので注意しましょうね。
【1位】Zoom Victory 3(NIKE)
やはりスパイクにおいても、NIKEが性能面やデザイン、あらゆる面で最も人気があります。
最もオススメのシューズは、実は「ZoomX Dragonfly」なのですが、入手困難な状況が続いているため、その次にオススメのスパイクを選びました。
「Zoom Victory Elite 2」は、これにさらにカーボンが入っているため、800m系の脚力がある選手はそちらの方がオススメです!
- ZoomX Dragonfly → 世界のトップ選手が最も使う中長距離スパイク
- Air Zoom Maxfly → エアーによるクッション性が高い中長距離スパイク
- Zoom Mamba V → 3000mSCを中心に幅広い履きやすさが特徴
- Matumbo → ピンが少ないため5000m以上がオススメ
そのほかのNIKEスパイクについても簡単にまとめておいたので、参考にしてくださいね。
【2位】Adizero Ambition(adidas)
adidasが東京オリンピックに向けてリリースした最新スパイクが「Adizero Ambition」です。
800mの日本記録保持者、川元奨選手が着用しているモデルとして注目を集めました。
- adizero Finesse → 最軽量で短距離〜中距離向き
- Adizero MD → 800m世界記録保持者ルディシャ選手との共同モデル
- Adizero Avanti → クッションが性が最も優れ、5000m以上でも使用可能
そのほかのadidasスパイクについても簡単にまとめておいたので、参考にしてくださいね。
【3位】COSMORACER MD(asics)
asicsの中長距離スパイクといえば「コスモレーサー」で、中距離用の「MD」と長距離用の「LD」の2種類が販売されています。
個人的には、アシックスの中距離スパイクといえば「MDスペシャル」だったのですが、廃盤になってしまったのが残念です。
さあ、ランニングシューズを履こう!
さて、「ランニングシューズ」の選び方や特徴について参考になったでしょうか。
ここまで読み進めてもらえている時点で、ランニングシューズ選びの基本的知識は十分です。
ただし、これらの知識だけでは不十分な点があります。
それは「経験」です。
体型や骨格に適したランニングフォームがあるように、走力や走り方などでもシューズとの相性は変わってきます。
これまでの情報も客観性を重視して書いてきたつもりですが、個人的な感想も含まれています。
やはり最後は、実際に履いてみた自分の感覚というものを大事にしてください。
それでは、ランニングシューズと共に楽しいランニングをはじめましょう!
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