あなたはトレーニング計画を事前に立ててからトレーニングに取り組んでいま
トレーニングを計画的におこなうことで、トレーニング効果を最大限に高めることができます。
・トレーニング計画って何ですか?
・どうやってトレーニング計画を立てるの?
・オススメのトレーニングメニューを教えて!
この記事では、こんな質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいけば、トレーニング計画の立て方や計画を立てるうえでの注意点、オススメのトレーニングメニューなどを知ることができます。
トレーニング計画の立て方を理解し、トレーニング効果をより高めていきましょう。
トレーニング計画とは?
トレーニング計画とは、トレーニングの強度や効果などに考慮し、長期的なメニューを立てていくことを指します。
ただし、その日1日におこなうトレーニングを考えることも短期的なトレーニング計画と言えるでしょう。
具体例
- 今日はどんなトレーニングをすると効果的か?
→ 自分の状況やトレーニング方法を知る必要がある。 - どんなトレーニングを1週間おこなうと効果的か?
→ トレーニング効果や組み合わせ方を知る必要がある。
トレーニングの計画を立てるためには、このように様々な知識や経験が必要になってきます。
また、状況に応じていくつかのトレーニングを組み合わせたり、トレーニングをアレンジしたりする柔軟性も、トレーニング計画では重要です。
トレーニング計画の立て方
それでは早速、トレーニング計画の立て方を確認していきましょう!
具体例
- 現状を把握する
- トレーニング計画を立てる
- 目的を持ってトレーニングする
- 経験値を増やす
この順番にトレーニングを計画していくことが自然で、わかりやすいと思います。
それでは、各項目の内容を順番に確認していきましょう!
① 現状を把握する
自分に合ったトレーニング計画を立てるためには、まず自分の現状を把握しておく必要があります。
具体例
- どれくらいの距離をどれくらいのタイムで走れるか?
- 練習時間をどれくらい確保できるか?
- 得意なトレーニングと苦手なトレーニングは何か?
- 今日の体調はどうか?
まずは、このような要素について自分の現状をまとめておきましょう。
自分の現状を把握することで、克服すべき課題や今後のトレーニング方針が見えてくるはずです。
また、その日の調子でメニューを変更することは、計画を立てることと同じくらい重要であり、現状をしっかり分析する力が必要になります。
② トレーニング計画を立てる
自分の現状を把握できたら、それをもとにトレーニング計画を立てていきましょう!
具体例
- 現在の走力やタイムで決める → 過去
- 目標とするタイムで決める → 未来
- その日の調子で決める → 現在
このように「過去・現在・未来」比較し、トレーニングを計画していくことが非常に効果的です。
つまり、過去のトレーニング結果から学び、未来の目標に確実に近づくために、今日のトレーニングを大切にするという基本的な考え方を大切にしましょう。
自分に適切なトレーニング強度を知りたい方は、以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
③ 目的をもってトレーニングする
トレーニング計画を立てることができたら、あとは目的をもってトレーニングするだけです!
具体例
- スピード、持久力を強化する → 体力
- フォーム、使う筋肉を変える → 技術
- 本番のレースをイメージする → 精神
同じトレーニングをする場合でも、意識することが違えばトレーニング効果は変わってきます。
このように体力面を意識して練習内容を変える、技術面や精神面を意識して練習の質を変える方法などがオススメです。
結局のところ、トレーニングに対する意識を変えることで、トレーニング効果を高めることがトレーニング計画の一番の目的です。
④ 経験値を増やす
トレーニング計画を立てることは経験値を増やすことにも繋がります。
具体例
- 効果的なトレーニングと苦手なトレーニングがわかった。
- トレーニングの種類や効果に関する知識が増えた。
- フォームが悪くなって怪我をした。
これらの知識や経験は、今後のトレーニング計画を立てる際に非常に役立つものです。
多くの知識をもとにより良いトレーニングを考えたり、成功や失敗から自分の理想の走りを追求していくことが本当のトレーニング計画とも言えるでしょう。
トレーニング計画のメリット・デメリット
最後にトレーニング計画を立てるメリット・デメリットについて再確認しておきましょう。
トレーニング計画のメリット
トレーニング計画を立てるメリットは大きくこの3つだと言えるでしょう。
トレーニング計画を立てようと思う時点で向上心があり、目的意識の高い人が多いです。
トレーニングの効果や効率性などを考え、計画していくことでトレーニング効果は自然と高まっていきます。
トレーニング効果を意識してトレーニングに取り組むことが、トレーニング効果を最大限に高める方法とも言えるでしょう。
トレーニング計画を立てるためには、トレーニングの種類や効果に関する知識が必要です。
つまり、トレーニング計画を立てようとすることで、トレーニングに関する知識も自然と増えていきます。
トレーニングに関する知識が増えることで、自分に必要なトレーニングを見極める力がつくはずです。
トレーニング計画を立てるためには、多くのトレーニングの中から自分に必要なトレーニングを見極める必要があります。
つまり、「自分には何が足りないか」「どんなトレーニングが効果的か」など自分の知識や経験を活用して分析していくことになる訳です。
結果的に、自己分析する力や論理的な思考能力が自然と身についていくはずです。
トレーニング計画のデメリット
トレーニング計画を立てるデメリットも確かにあり、そこを上手く乗り越えることも必要です。
トレーニング計画を立てるデメリットは、トレーニング計画に縛られることが挙げられます。
計画を立て、継続しなければ結果はついてきませんが、計画を守ることばかりに固執するとデメリットにもなり得ます。
具体例
- 調子が悪くても、トレーニング計画を守ることを優先する。
- 過去に記録が向上したメニューを継続し続ける。
このようにその日の体調や疲労状況を考慮せず、強引にメニューを遂行することを繰り返していくと、故障や不調の原因になることが多いです。
また、過去に記録が向上したメニューは自分に合っている可能性もありますが、そこからさらにレベルアップするためには新たな挑戦が必要な場合もあります。
逆に言えば、このような多くの経験を経て、修正やアレンジの応用力がついていき、本当のトレーニング計画は成し遂げられるとも言えるでしょう。
トレーニングQ&A
Q:自分に適したメニューはどうやって見つければ良いですか?
最近はネット上を調べれば、動画などでいくらでもオススメのトレーニングが出てきます。
しかし、それが自分に必要なトレーニングなのか、もっと基本的なところが課題なのか、自分に最適なメニューを判断するのが難しいわけですよね。
結局のところ、何を選択するかはあなた次第ですので、自分で考えて答えを出していくことが最も重要だと私は考えています。
そのためには自己分析を深め、知識を増やし、たくさん挑戦してみましょう!
また、客観的に自分を振り返るために、第3者の意見を求めることは積極的におこなった方が良いですが、最後は自分で判断するということは忘れないでください。
Q:メニューを試行錯誤していますが、結果につながりません。何か良い方法はありませんか?
まず、何事にも結果が出るまでには時間がかかるということを忘れてはいけません。
身体的な変化が現れるまでには、3ヶ月程度は継続して取り組む必要があります。
目先の利益に飛びついて、あれこれ統一性もないメニューに手を出し、結果に結びつかないという失敗はよくあることです。
そのようなときは、長期的な視点でメニュー計画を立てていく辛抱強さが必要でしょう。
一方で、結果に結びつかない事を継続していても時間の無駄なので、メニューを根本的に変える大胆さも時には必要です。
たくさん走っても速くならない人は、走る以外の方法で速くなる方法を探ってみてはいかがでしょうか?
結局のところ、誰にでも絶大な効果をあげる万能なメニューというものはなく、その人の課題に応じたメニューを取り入れることが最適なメニュー選択と言えます。
つまり、自分の現状をしっかり見つめ、本当に必要なメニューを考える力が必要になるわけです。
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