スポーツスピードトレーニングから学ぼう!【理論、オススメ】

マニュアル

「スポーツスピードトレーニング」という本を読んだことはありますか?

スピードトレーニングの理論を学ぶことは、短距離だけでなく様々なスポーツ、中長距離走の記録の向上にも繋がります!

  • スポーツスピードトレーニングとは、どんな本ですか?
  • スピードトレーニングでは、何が大事ですか?
  • スピードトレーニングのメニューを教えてください!

この本には、このような質問に対する答えが載っています。

この記事を読んでいけば、スピードトレーニングの理論、について知ることができます。

スピードトレーニングにおける基本的な考え方を学び、トレーニングの効果を最大限に高めていきましょう!

スポーツスピードトレーニングとは?

スポーツスピードトレーニングとは、「ジョージ・ディンティマン」「ボブ・ワード」、「トム・テレズ」によって記されたスピードトレーニング理論をまとめた本です。

この本の著者である「トム・テレズ」は、元100m世界記録保持者のリロイ・バレルやカール・ルイスを指導していた実績があります。

数多くあるランニングバイブルの中でも非常にわかりやすい点が定評で、専門的で複雑な理論は比較的少なく、具体例が多くて実践しやすいです。

チェックポイント

全てのトレーニングの本の中でも、一番最初に購入すべきと言っても過言ではないNo.1のオススメ本です!

ほとんど全てのスポーツにおいて、スピードトレーニングは最も重要な要素です。

こちらの本は、走るスピードが重要となるスポーツには必須の一冊となっており、多くの人に恩恵を与えてくれる一冊と言えるでしょう。

本書の目次

本書の全体像や記載されている内容について知りたい方のために、目次を紹介しておきますね!

さらに本書の良さを実感するためには、実際に手に取って、読みながら実践していくのがオススメです!

本書の目次

序章
第1章
 スピードの評価
第2章 スピードを高める7つのステップ
第3章
 ステップ1:基礎トレーニング
第4章 ステップ2:筋力およびパワー・トレーニング
第5章 ステップ3:バリスティック
第6章 ステップ4:プライオメトリックス
第7章 ステップ5:スポーツローディング
第8章 ステップ6:スプリント・フォームとスピード持久力
第9章 ステップ7:オーバースピード・トレーニング
第10章 個人プログラムの計画
第11章 スポーツスピード強化のための栄養戦略
付録
 A、B

序章では、スピードの重要性や本書の全体像についてまとめられています。

簡単にまとめると、第1章でチェック、第2〜9章でトレーニング、第10章でプランニング、の方法が学べるといった感じでしょうか。

トレーニング方法も具体的でわかりやすく、非常に実践しやすい一冊ですよ。

それでは、本書の内容について詳しく見ていきましょう!

スピードの評価方法

第1章ではスピードの評価方法について解説してあります。

以下の6つの項目を基準にスピードの評価をすることで、まず自分に不足している要素を分析しましょう!

スピードの評価項目

  1. スプリント・スピード  → 120mトライアルで評価
  2. 筋力 → レッグプレス、レッグカール、レッグエクステンションで評価
  3. ストライド長 → プライオメトリックス、オーバースピードトレーニング、フォームドリルで改善
  4. 柔軟性 → 長座体前屈、関節可動域で評価
  5. 瞬発力・柔軟性 → 立ち三段跳び、クイックテスト、片足ホッピングで評価
  6. 身体組成 → 皮脂厚、体脂肪率で評価

これらの要素を確認することで、自分の長所や短所などスピード改善に必要な情報が得られます。

スポーツの特性に応じて重要な要素は異なりますが、どんな競技においても自己分析は重要です。

これらの種目における具体的な評価方法について詳しく知りたい方は、ぜひこの本を手に取ってみてくださいね。

スピードを高める7つのステップ

第2章ではスピードを高めるために必要なトレーニングを7つのステップに分類し、段階的なトレーニングモデルの重要性について述べています。

  • ステップ1:基礎トレーニング →身体調整能力、筋力、筋持久力、無酸素性・有酸素生能力を含む基礎体力の育成段階
  • ステップ2:筋力・パワートレーニング →最大パワーの育成段階
  • ステップ3:バリスティックス →ハイスピード時の反発動作の育成段階
  • ステップ4:プライオメトリックス →爆発的なジャンプ動作の育成段階
  • ステップ5:スポーツローディング →高速での正確な動作の育成段階
  • ステップ6:スプリントフォーム、スピード持久力 →スプリント技術と持久力の育成段階
  • ステップ7:オーバースピードトレーニング →最大スピードの育成段階

これらのステップにどれだけ時間をかけるかは、選手個人の能力によって異なります。

無酸素性・有酸素性能力、筋力・パワーの基礎が既に高いレベルにある選手は、ステップ1〜2を省略するなど、プログラムを修正しても良いでしょう。

第3章以降では、これらのステップでおこなう具体的なトレーニング内容について詳しく解説されていきます。

ステップ1:基礎トレーニング

この基礎トレーニングとは、スピードトレーニングの前段階として必要なレベルまで身体能力を向上させるトレーニングのことです。

  1. 呼吸法、脳のトレーニング、ボディコントロール
  2. 打撃・スターティング・推進パワー、敏捷性、持久的パワー

基礎トレーニングの要素として、①のような技術的要素から②のような身体的要素まで、広く基礎的な運動能力の育成に努めることが推奨されています。

ここで紹介されている具体的な能力テストの方法を紹介させてもらいますね。

有酸素能力の評価方法
① 1.5マイル(2400m)走
② 5×60ヤード(約270m)シャトルラン 2セット
③ 100m×10
④ 200m×4 2セット
⑤ 40ヤード(約36m)×10

①〜④は長距離、⑤は短距離の有酸素能力の評価方法として紹介されています。

また、この章では「ウォームアップ、ストレッチング、クールダウン」の方法にも触れてあり、これがまたとてつもなく有益です!

興味のある方は、ぜひこの本を手に取ってみてくださいね。

ステップ2:筋力およびパワー・トレーニング

第5章 ステップ3:バリスティック
第6章 ステップ4:プライオメトリックス
第7章 ステップ5:スポーツローディング
第8章 ステップ6:スプリント・フォームとスピード持久力
第9章 ステップ7:オーバースピード・トレーニング
第10章 個人プログラムの計画
第11章 スポーツスピード強化のための栄養戦略

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